旅行者にとって、快適な空港ラウンジの利用は旅の醍醐味の一つです。

今回は、特典が充実した世界の空港ラウンジで利用できるプライオリティパスが付帯の楽天プレミアムカード
ANAのフライトにてプレミアムポイントを積み上げることで取得できるSFC(スーパーフライヤーズカード)
を比較してみたいと思います。どちらが自分にとって最適なのか、その違いを探ってみましょう。

ANAステイタス継続中で、JAL利用は少ないですが
JGC修行検討の方も参考にしてみてください

両者ともに優れた特典を提供していますが
それぞれの特徴や利点は一体どのようなものなのでしょうか。

まず、プライオリティパスは多くの航空会社や空港ラウンジと提携しており
世界中のさまざまな場所で利用することができます。
さまざまなラウンジを利用できることから
利用する空港や航空会社に制限が少なく、幅広い旅行ニーズに対応することができます。

一方、SFCはANAの上級会員向けの特典プログラム。
国内はANAラウンジ、海外ではスターアライアンスゴールドの提携航空会社やラウンジに特典が適用され、ANAを利用することが多い方にとっては特に魅力的です。
また、SFC会員には優先搭乗や追加の荷物許容量などの特典もあり、利便性の面でも優れています。

SFCを取得すると、ラウンジ以外にも特典がありますが
SFCを取得するには、何回も飛行に乗って資格を得る必要があり
楽天プレミアムカード(プライオリティパス)は、カード発行するのみ。

SFC(スーパーフライヤーズ会員)になり約10年
ANAのステイタス継続を意識して、プライオリティパス(楽天プレミアムカード)も持ち
海外・国内ともに旅行を続けてきました。

プライオリティパスは、海外旅行をより快適に過ごすための一つの手段です。
コロナも落ち着き海外へ出掛け、ANAラウンジ、プライオリティパス
旅行好きならば、プライオリティパスの魅力を最大限に活用し、快適な旅を楽しんでください。

特にSFCやJGC修行がラウンジ利用が目的なら
プライオリティパスも検討してみては如何でしょうか?


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プライオリティパスとは

世界143の国と地域の空港にある1200カ所以上のラウンジを
航空会社や搭乗クラスに関係なく、利用できるサービスです。

利用できるラウンジは、カードラウンジでなく
制限エリア内にある航空会社のラウンジなどが利用できるのが特徴。


2021年4月から羽田(国際線)、成田(国際線)のANAラウンジが利用できるようになりましたが
現在(2023年5月)成田のみになります。、

>ANAラウンジが利用できるプライオリティパスは持つべきか?

羽田空港で利用できるラウンジは無くなりました
成田空港ならKALラウンジ等が利用でき、少し日本国内での利用は限られますが
ただ、タイのスワンナプーム空港やマレーシアのクアラルンプール空港では
利用できるラウンジは航空会社のラウンジなどになり
SFC取得で利用できるラウンジと変わりません。
もちろん、LCCでも利用可能で
シンガポールのチャンギ空港(LCC専用の第4ターミナル)は
立派なラウンジが利用できます。
このプライオリティパスは、年会費が必要ですが
クレジットカードに付帯して無料で利用できるカードがあります。
そのカードのうち、お勧めは年会費が安いのが楽天プレミアムカードです。




SFCと楽天プレミアムカードの比較

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SFC修行後、「ANAスーパーフライヤーズゴールドカード (VISA)」を利用しています。

SFCと楽天プレミアムカードを比較してみました。

年会費

  • SFC(VISAの場合)
・スーパーフライヤーズカード :11275円(税込)
・スーパーフライヤーズゴールドカード:16500円(税込)
  • 楽天プレミアムカード:11000円(税込)
SFCには取得するための費用が掛かり、年会費も高く
単純に年数回の海外旅行なら
楽天プレミアムカードの方が費用対効果が高いです

次に、私見も含めてのラウンジ利用の比較です。

ラウンジ

楽天プレミアムカードは、空港のカードラウンジが利用できます。
  • 国内線
SFCは制限エリア内のANAラウンジが利用できますが
スィートラウンジと違い飲み物のみです。

羽田なら、制限エリア内にカードラウンジのパワーラウンジがありますが
アルコールは有料になります。
羽田の例では、制限エリア内のカードラウンジのスカイラウンジが利用できますが
おつまみ、アルコール、軽食は有料
になり
ANAラウンジなら上記は無料とお得。
  • ラウンジ(同行者)
プライオリティパスやカードラウンジは本人のみで
同行者は有料になり、SFCは同行者1名迄の利用が可能です。

羽田や成田にはANAラウンジが2か所あり、少しの差はありますが
ほぼ2か所は同じと思いますが。。。短時間の間に両方のラウンジを巡る凄い人も(笑)

正直、1回の利用料を1000~3000円で考えると。。。
年数回の利用なら、SFCの取得費用が勿体無いのでは?

エコノミークラスでのラウンジの利用のみなら
プライオリティパスのみでも充分と思いますが
SFCには、他に特典がありますよね。
特典の詳細はANAのページを参照してください。

スワンナプーム空港のラウンジを纏めましたので
実例で確認した方は、こちらも参考にしてください。


その他

SFC取得の翌年は、ANAの「プラチナスサービス」メンバーになりますが
年々、プラチナスサービス(PLT)とSFCの特典の差が大きくなりつつあります。
取得して、それ以降は本当に年数回の旅行する場合ですが。。。

SFC取得の利点で、ラウンジ利用以外で優先搭乗、手荷物優先受け取りですよね。
確かに、自分の頭の上に荷物を置きたいので
エコノミークラスの時は優先搭乗を利用します。

ただ、手荷物も真っ先に出てきたら気持ちが良いですが。。。
こちらは、そこまで数分を争う旅行はないのかなぁ?
また、繫忙期等にありがたい優先レーンの利用ですよね。

単純に考えると
SFC取得では、シート以外はビジネスクラス並みの優遇が受けられます
ただ。。。取得後の翌年から年数回の旅行で
SFCの特典を利用するためにスターフライヤー縛りになり
取得費用や年会費が掛かりますので、当面はがんがん旅行に行けるまでになるまで
時間は十分にあるので、本当にSFCが必要かを検討してみるのも良い時期かもです。

>【SFC修行指南】SFC取得は必要?修行するならOKAタッチがお勧め!

出張での利用は除き、月1回は旅行する等、旅好きにとっての利点は
マイルの清算率が変わる事です。

ただ、マイル清算率は、SFCとPLTでの差は大きいです。
旅行や飛行機好きで、SFCを取得した方は、継続してPLTを維持がおすすめです。
SFCだけなら、フライトボーナスが一般カード:35%、ゴールドカード:40%で
「ブロンズサービス」メンバーより低いです。
無題
継続は力なり?エコノミークラスで数多くの旅をするのなら
PLT以上のステイタスで100%のフライトボーナスは魅力的です。
継続して、スターフライヤー縛りで旅行するならSFCは持っていて損はない!
なりますよね。

コロナ後の現状から

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SFCを取得すれば、ビジネスクラス、国内ではプレミアムクラスの搭乗と同様なサービスを
継続して受けることができます。

コロナ禍、SFC取得に必要なプレミアムポイント2倍キャンペーンがあり
年会費を払い続ける限りSFCなので、年々、会員は増加します。
空席待ち、アップグレード待ちは、DIA、PLTが優先なので難しくなりつつあります。

コロナ禍、海外旅行は難しく国内旅行に数回でステイタスを継続しました。

>ANAダイヤモンド会員を継続!現金持ち出し無しで解脱!

日帰りや数泊なら優先レーン、ラウンジの利用のみでした
自粛期間などは、一般旅行客より修行増が多い?ラウンジは混んでいました。
  • コロナが落ち着いた今は?
コロナが落ち着き、久々に海外へ出掛けました!

成田空港は、ダイヤモンドサービスメンバーでANAスィートラウンジを利用。
上級会員が増えたと実感できる劇混み!
来年以降は、コロナ前のように落ち着いたラウンジの様子にあると思います。

>3年ぶりの国際線 シンガポールへ!NH801便エコノミークラス搭乗記

羽田空港はプライオリティパスが利用できるラウンジはありません。
出発時に利用優先ならANAやJALの上級会員。

ただ、関西空港などはプライオリティパスが多くのラウンジが利用できます。

>プライオリティパスが値上げ!国内で利用できるラウンジは?プライオリティパスは持つべきか?

シンガポールからバンコクへLCCを利用しましたが
海外ではLCC搭乗でも利用できるラウンジが多いプライオリティパスがあれば便利!

>Jetstar★ シンガポール (SIN) →バンコク (BKK) 3K 511便搭乗記
  • どっちが良いの?
今後、旅のスタイルが変わり年数回の海外旅行?
LCCも含め、航空会社の選択を自由にするのならプライオリティパスが良いです。
また、年数回なら贅沢にビジネスクラス(国内ならプレミアムクラス)を利用するのなら
SFCと同じ特典を受けることができます。

最終的には自身の旅行スタイルやニーズに合った選択をすることが重要です。
プライオリティパスとSFCを比較して
自分にとって最適な特典や利便性を享受できる選択をしましょう。




まとめ

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今後、新型コロナウイルスが終息したアフターコロナは
LCCも含め航空業界の再編等も予想され、旅の在り方や意識が変わると思います。

自分の旅スタイルに合ったクレジットカードを検討するのも良いかもですね。




自分の旅のスタイルに合わせて、ANAやJALの上級ステータス取得した場合
高い年会費のクレジットカードを持てば維持できます。
それぞれメリット・デメリットがあります。
これからSFC修行やJGC修行のマイレージ修行するか方は、ゆっくりと検討してください。


SFCは、ANA(全日本空輸)の上級会員カードであり、プレミアムポイントを積み上げることで取得することができます。
スターフライヤーゴールド会員としてウンジへ利用や優先搭乗などの特典を提供してくれます。

一方、楽天プレミアムカードは、楽天カードの上位カードであり、年会費を支払うことで取得することができます。
楽天プレミアムカード会員は、プライオリティパスを利用することができ、多数の空港ラウンジでくつろぎながら待つことができます。

この2つのカードを比較すると、SFCはANA便の特典が受けられる一方
楽天プレミアムカードは、楽天のサービスと連携しており
ポイントの利用や特典の獲得が可能です。
どちらのカードが自分にとって有益かは、個人の旅行スタイルや利用頻度によって異なるでしょう。

プライオリティパスは、海外旅行をより快適に過ごすための一つの手段です。
どちらのカードを選ぶにしても、自分の旅行プランや優先度に合ったものを選ぶことが重要です。
旅行好きならば、プライオリティパスの魅力を最大限に活用し、快適な旅を楽しんでください。

以上がSFCと楽天プレミアムカードの比較についての紹介でした。
皆さんの旅行に役立つ情報となりましたら幸いです。



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