都会の真ん中に、お寺でもなく神社でない学業成就や合格祈願でパワースポットとして有名な湯島聖堂があります。
湯島聖堂とは?
元禄3年(1960)5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟(こうしびょう)で
後の寛政9年(1797)に幕府直轄の昌平坂学問所を開設。
明治維新で閉鎖されましたが
明治5年(1872)に東京師範学校、明治7年(1874)には東京女子師範学校が設置されて
現在の筑波大学、お茶の水女子大学の前身になり、日本近代教育発祥の地と呼ばれています。
孔子廟(こうしびょう)は、中国、春秋時代の思想家、儒教の創始者である孔子を祀っている霊廟(霊を祀る建物)。
- 孔子銅像
高さ4.5m、重さ1.5トンの巨大な立派な孔子像があります。
昭和50年(1975)中華民国台北ライオンズクラブから寄贈された世界一の孔子像。
緑豊かで静寂の時を、仰高門、入徳門、杏壇門を通って行くのが良いです。
- 仰高門(ぎょうこうもん)
一般に見学する時の入口になります。
門をくぐると右手に孔子銅像があり、楷樹の緑を楽しむながら大成殿へ進みます。
入徳門と水屋以外は関東大震災で焼失。
湯島聖堂構内で唯一残る江戸時代の木造建築になります。
両脇には絵馬掛けがあります。
大成とは孔子廟の正殿で、昭和10年に鉄筋コンクリート造で再建されたものです。
殿内は、土日祝日のみ公開されており、聖堂維持費は大人200円です。
神田明神へは大成殿脇の西門から直ぐです。
聖橋からの景色(左の壁が湯島聖堂)ですが
聖橋の名の由来はニコライ聖堂(東京復活大聖堂)と湯島聖堂を結んでいる橋となります。
ニコライ聖堂への拝観は、緊急事態宣言発令で中止になっていますので、拝観時は事前に確認してください。(*ニコライ聖堂サイト)近くの湯島天神と、まったく関係ありませんので混同しないように!
神社仏閣ではなく史跡の分類になる湯島聖堂。
足を延ばせば神田の古本屋街などもある御茶ノ水駅周辺。
湯島聖堂は、駅から直ぐの緑豊かで歴史を感じられる場所で、都会の中で静寂な時間が流れています。
神田明神なども含め都会の中で緑もある散策コースとしていかがですか。
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