羽田神社の隣に、牛頭天王堂がある自性院(じしょういん)があります。

自性院には旧来、羽田の総鎮守としての牛頭天皇社が祀られていましたが
飛行機型のお守りを授かれる羽田神社
明治の神仏分離令で自性院境内に祀られていた牛頭天王社は
八雲神社(やぐもじんじゃ)として分離
その後、羽田神社と改名して現在に至っている。

羽田神社に参拝する方は多いと思いますが
隣にある自性院も参拝されることも、お勧めします。


自性院

大鳥居駅から羽田神社へ向かう途中(神社の隣に)に立派な山門があります。
DSC_1953

自性院(じしょういん)は真言宗智山派の寺院。
平安時代末期、慈性(1159年)によって開山された。
その後、恵麻(1559年)によって中興した。
かつては境内に牛頭天王社を祀っていたが
明治時代の神仏分離政策により、「八雲神社」(現在は羽田神社)として分離独立した。
DSC_1954

大田区指定有形文化財の牛頭天王堂は
江戸時代末期の1861年に大森の弁天神社(三輪厳島神社)の社殿として建造され
昭和4年に移築。

外陣(旧拝殿)は入母屋造り銅板葺、向拝に軒唐破風を付け、その下に弁財天の彫刻が施され、各軒廻りに斗供をもつ。内陣(旧本殿)は切妻造り銅板葺。文久元年(1861)、大森の弁天神社の社殿として建てられたが、昭和4年(1929)移築され、牛頭天王堂として転用されたものである。区内でも数少ない建築年代等の明確な建物であり、江戸時代末期の精巧な建築として価値が高い。自性院には旧来、牛頭天王社が羽田の総鎮守としてまつられていたが、明治維新の神仏分離で、八雲社として独立し、さらに発展して隣接羽田神社となった。大田区教育委員会

DSC_1957
DSC_1956

他、大正13年の建造の不動堂などがあります。
DSC_1958

三橋先生之碑と弘法大師一千一百年諱供養塔。
DSC_1955

場所(アクセス)

DSC_1952

京浜急行電鉄大鳥居駅より徒歩10分。



まとめ

羽田神社と比べると参拝者が少なく静かなお寺です。
もともとは自性院であった羽田神社の参拝時
牛頭天王堂の彫刻などは見応えがあり
あわせて参拝されることを、お勧めします。

東京観光TOPへ



スポンサーリンク