バンコク観光、移動に利用する電車は大きく分けると
BTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)に
ARL(エアポートレールリンク)になります。

バンコクの玄関口スワンナプーム空港からバンコク市街には
多くの方は、ARL(エアポートレールリンク)で移動後
BTSかMRTで宿泊先へ移動。

電子マネー(ICカード)は
BTSはラビットカード、MRTはMRTカードがあり
BTSのラビットカードを宿泊先への移動や観光で利用しています。

残念なことにBTSとMRTともに共通で利用できません。
朝夕の通勤時間は切符の自動販売機は列が長いこともあり
宿泊先の最寄り駅で、どちらかを利用する時に便利です。


バンコクの観光の移動手段にはBTS、MRTが便利です。
そのBTSで利用できる電子マネーの「ラビットカード」は
現金を使わずにスムーズに乗車できるため、観光客にも人気があります。

一方MRTは、VISA、Masterカードはタッチ決済ができるので
バンコク観光は、クレジットカードとラビットカードがあれば
ストレスなく鉄道に乗れて観光が楽しめます。


しかし、BTSのラビットカードを作る前に知っておくべきことや
作るメリット・デメリットなどはあるのでしょうか?

今回は、BTSのラビットカードについて、詳しく解説していきます。


BTS ラビットカードとは?

ラビットカードは、SuicaやPasmoなどと同様にチャージ可能なIC型の乗車券。
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  • ラビットカードの種類
学生用のグリーン、60歳以上のピンクは、タイ人向きで
旅行者は、オレンジのカードになります。
  • 購入方法
ラビットカードの自動販売機はありません。
BTSのどの駅でも窓口で発行でき
初回発行手数料100B(バーツ)とチャージ分100Bの200B掛かります

「ラビットカード プリーズ(RABBIT CARD,Please)」と
窓口で伝えると、誰が見てもタイ人ではない!パスポートの提示を求められ
パスポートを渡すと、数分で発行できました!

※発行時にパスポートが必要ですので、購入する時に手元に準備を。
  • チャージ方法
ラビットカード専用キオスク端末が徐々に増えているようですが
見つけ切れなければ、窓口で「チャージ プリーズ(Charge Please)」でOK。
相手もプロ!紙幣とラビットカードを渡すと勝手にチャージしてくれます。
  • チャージ金額
1日最大500Bまで
1枚のカードに最大4,000Bまでチャージができます。
  • 有効期限
ラビットカードのチャージは2年間使用しないと残高が失効

有効期限の方法は?
こちらのサイトで確認できます!

2023年5月1日にチャージして利用。当日に確認すると
有効期限は3年後の2026年8月31日と表示されました。
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  • 払い戻し
こちらも窓口で払い戻しのラビットカードとパスポート提示で
払い戻し可能です。

こちらも「リファン プリーズ(Refund Please)」のみでOK。
  • お店でも利用可能
BTSの駅にあるコンビニのTurtleをはじめ
国内のSuicaやPasmoなどと同じで
色々なお店でも利用できます。
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  • ラビットカードサイト
タイ語と英語表記になりますが、詳細はこちらで確認できます。




実際にラビットカードを利用したメリット・デメリット

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実際に利用して
朝夕の時間帯の時、自動販売機の行列に並ぶ必要がなく便利!

  • こんな使い方も?
空港で両替すると、1,000Bや500Bの大きな紙幣が多くて
チップ文化や短距離のタクシー利用などで
100B紙幣が多くあれば便利です。

500B紙幣を出して、「One hundred」と言えば100Bチャージで100B紙幣4枚と
チャージすることもありで、両替感覚でのチャージができます。
  • こんな方に向いている?
宿泊先の最寄り駅がBTSなら発行すると
移動するときに、切符を購入するストレスがなく便利です。
  • 旅の記念品
200Bは現在(2024.10.1)、約890円。
旅行の記念品として安いのか、高いのかは個人の判断になりますが

年に1回はバンコクに行くのなら
有効期限が2年なので、払い戻さなくても良いですね。
  • パスポートと紐づいている
パスポートを登録。
個人情報になりますので、気になる方は気になりますよね。
強いて言えば、この点がデメリット?
  • こまめにチャージ
短い旅行期間でも、もし紛失などがあればと思うと。。。
BTSを利用する時に、こまめに100Bをチャージするのがお勧め。

ラビットカードを紛失したときは「02-617-8383」に連絡するとカード停止できます。
再発行も可能ですが、高額なら停止前に利用されている?などと心配になり
旅行が台無しになりますので、こまめのチャージが良い理由。
  • MRTが利用できない
バンコク観光では、BTSとMRTともに利用しますが
MRTが利用できないのが残念。
将来、両方利用できることを期待!
  • BRTは利用可能!
あまり観光で利用することは少ないですが
ラビットカードでBRTの利用は可能です。

MRT MRTカードとは?タッチ決済が可能!

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MRTカードはラビットカードと同じで
MRTのみ利用できるチャージ可能なIC型の乗車券

MRTカードを作るには
発行手数料30B、デポジット50B、初回チャージ100Bの計180B掛かります。

デポジットの50Bは払い戻し(返却)時に、返金されます。

MRTカードも、タイ語と英語表記になりますが、詳細はこちらで確認できます。

ただ、MRTはVISA、Masterカードのタッチ決済が可能!
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タッチ決済は便利で、バンコクを鉄道で移動するのなら
ラビットカードとVISA、Masterカードがあれば、ストレスがなく利用できます。

MRTのサイトに登録すると履歴も確認できるので
MRTは手数料が掛かるMRTカードを作る必要はないと思います。

>MRT履歴確認サイト
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まとめ

宿泊先の最寄り駅がBTSになり
年に数回はバンコクへ訪問しており
ラビットカードを利用すると便利だったことから
纏めてみました。

小銭の用意は必要なく、切符を買うたために並ばなくて良い。
Suicaを初めて利用した時と同じで
やはり切符を買う手間がなくなり便利!

宿泊先の最寄り駅、観光にBTSを利用するのなら
ラビットカードの利用を検討してみては如何でしょうか。



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