東京・文京区にある護国寺(ごこくじ)を訪れてきました。
都会の喧騒からほんの少し離れただけで、こんなに静かで落ち着いた時間が流れている場所があるなんて…と感動せずにはいられませんでした。
都会の喧騒からほんの少し離れただけで、こんなに静かで落ち着いた時間が流れている場所があるなんて…と感動せずにはいられませんでした。
実は護国寺、見どころがとても多いんです。
本堂(観音堂)だけじゃなく、歴史を感じる門や堂宇、さらには小さな富士山まであるんですよ!
本堂(観音堂)だけじゃなく、歴史を感じる門や堂宇、さらには小さな富士山まであるんですよ!
今回は、そんな護国寺の豊かな見どころをじっくりと紹介していきます。
護国寺ってどんなお寺?
護国寺は、江戸時代の元禄10年(1697年)、五代将軍・徳川綱吉の母である桂昌院の願いによって建立された真言宗豊山派のお寺です。
「国を護る寺」という名のとおり、国家安泰や人々の平穏を願って建てられた由緒ある場所で、本堂は国の重要文化財にも指定されています。
- 護国寺略縁起
当寺の創建は天和元年2月(1681)、五代将軍徳川綱吉公が、その生母、桂昌院の発願により、上野国(群馬県)碓氷八幡宮の別当、大聖護国寺の亮賢僧正を招き開山とし、幕府所属の高田薬園の地を賜い、堂宇を建立し、桂昌院念持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩像を本尊とし、号を神齢山悉地院護国寺と称し、寺領三百石を賜ったことに始まる。翌2年、堂宇は完成した。明治16年、大正15年と火災で堂宇の多くを失ったが、観音堂(本堂)は元禄以来の姿を変えず、また、近江三井寺より移築された月光殿(重文)は桃山期の建築美を今に伝えている。その他、薬師堂、大師堂、多宝塔、忠霊堂や創建当時のものと伝えられる仁王門、惣門。そして中門と多くの堂宇が保存、または再建されている。また、元禄文化の粋を集めた書画・什器の他、国宝、重要文化財等の数多くが寺宝とされている。震災、戦災と二度の大災害に襲われた東京の都心にありながら、江戸の面影を今に伝える当寺の姿は、訪れる人々の心のふれあいの場として、昔も今も変りなく親しまれている。(*護国寺HPより転載)
護国寺は見所満載!
境内は広く、見所満載で1時間ほどの時間が欲しいです。
参拝と軽く廻るだけでも最低でも30分は必要と思います。



参拝と軽く廻るだけでも最低でも30分は必要と思います。

- 仁王門
境内の入口にそびえる「仁王門」は、立派な左右に二天像(増長天・広目天)が構える迫力ある門。
訪れる人をしっかりと見守ってくれるような力強さが印象的です。
訪れる人をしっかりと見守ってくれるような力強さが印象的です。
この門をくぐると、一気に空気が変わるような感じがして、まるで別世界に入ったような気分になります。


- 水屋
仁王門をくぐり境内に入ると正面階段の左右に水屋があります。
桂昌院より寄進された唐銅蓮葉形手洗水盤と呼ばれる手洗水盤です。

- 不老門
不老門は、観音堂へ向かう途中にある小さな門。
名前の通り、「老いを遠ざける」とされる縁起の良い門で、健康長寿を願いながらくぐる人も多いとか。
名前の通り、「老いを遠ざける」とされる縁起の良い門で、健康長寿を願いながらくぐる人も多いとか。
門の造りもどこか優美で、日常の悩みをふっと忘れさせてくれるような雰囲気があります。

- 観音堂(本堂)
まずは護国寺の中心、「観音堂」。
これは徳川綱吉が母・桂昌院のために建てたもので、堂々たる佇まいと荘厳な雰囲気に圧倒されます。
これは徳川綱吉が母・桂昌院のために建てたもので、堂々たる佇まいと荘厳な雰囲気に圧倒されます。
内部には本尊の如意輪観音像が祀られています。
訪れた人の願いにそっと耳を傾けてくれそうな、そんな静けさに包まれていました。
訪れた人の願いにそっと耳を傾けてくれそうな、そんな静けさに包まれていました。

- 月光殿
月光殿は、護国寺の中でもひときわ静謐な空気に包まれた場所。
茶室としても使われることがあるそうで、和の美しさが凝縮されたような建物です。
茶室としても使われることがあるそうで、和の美しさが凝縮されたような建物です。

- 大師堂
弘法大師(空海)を祀った「大師堂」は、真言宗のお寺ならではの存在。
手を合わせると、静かに自分と向き合えるような気がして、不思議と心が穏やかになります。
手を合わせると、静かに自分と向き合えるような気がして、不思議と心が穏やかになります。

- 多宝塔

- 惣門
護国寺の正門にあたる「惣門」は、歴史を感じさせる立派な木造門。
静かに立っているだけでも、ここが由緒正しい寺院であることが伝わってきます。
静かに立っているだけでも、ここが由緒正しい寺院であることが伝わってきます。
仁王門とは別の入口なので、時間があればぐるりと境内を一周してこちらから出入りしてみるのもおすすめです。

- 薬師堂
薬師堂には病気平癒や健康祈願にご利益がある薬師如来が祀られています。
日々の健康に感謝をしつつ、これからも元気に過ごせますようにと手を合わせました。
日々の健康に感謝をしつつ、これからも元気に過ごせますようにと手を合わせました。

- 忠霊堂
護国寺は戦没者の慰霊にも力を入れており、「忠霊堂」では戦争で亡くなった方々の霊が祀られています。


- 鐘楼
毎年除夜の鐘が鳴らされる鐘楼。大晦日には多くの人が訪れ、新年を迎える準備をします。
大きな鐘の音が境内に響く様子を想像するだけで、どこか心が洗われるようです。
大きな鐘の音が境内に響く様子を想像するだけで、どこか心が洗われるようです。

- 護国寺大仏
意外と知られていないのが「護国寺大仏」。
小さめの大仏像ではありますが、その穏やかな表情に思わず見入ってしまいます。静かな場所にひっそりと佇む姿がとても印象的でした。
小さめの大仏像ではありますが、その穏やかな表情に思わず見入ってしまいます。静かな場所にひっそりと佇む姿がとても印象的でした。

- 音羽富士
護国寺の敷地内には、小さな富士山を模した築山「音羽富士」があります。
富士山信仰の名残で、ミニ登山気分を味わいながら上に登ることができます。


富士山信仰の名残で、ミニ登山気分を味わいながら上に登ることができます。


アクセス情報
・住所
東京都文京区大塚5-40-1
東京都文京区大塚5-40-1
最寄りは東京メトロ有楽町線「護国寺駅」。
1番出口を出てすぐ正面に山門が現れるので、アクセス抜群。迷わずに辿り着けるのも嬉しいですね。

おわりに
護国寺は、観光地として有名なわけではないかもしれません。
でもだからこそ、静けさや落ち着きが残されていて、心を整えるのにぴったりの場所です。
でもだからこそ、静けさや落ち着きが残されていて、心を整えるのにぴったりの場所です。
ひとつひとつの堂宇をじっくり巡っていると、自然と自分自身を見つめ直す時間になりますよ。
東京を訪れるときは、ぜひ「護国寺」でのんびりとした時間を過ごしてみてください。
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