東京の品川区大井にひっそりと佇みながら、圧倒的な存在感を放つ「大井の大仏(おおぼとけ)」。都内では珍しい、五体並んだ巨大な如来像を拝める場所として、密かなパワースポットになっています。
五智如来像が安置されている瑞應殿に入ると、五体並んだ巨大な如来像は、都内では類を見ない圧倒的な光景。その神々しさと、三メートルを超える巨像が放つ重厚な存在感は、まさに「圧巻」の一言に尽きます。初めて訪れる人は、都会の真ん中にこれほど荘厳な空間が隠されていたのかと、息を呑むに違いありません。
観光地としてはあまり知られていないものの、五体の如来像が安置されている養玉院如来寺を訪れてきました。都心にありながら落ち着いた空気に包まれたこの場所は、歴史好きや仏像巡りが好きな方にはたまらないスポットです。
養玉院如来寺とは?
明治時代に現在地に移転していた如来寺に、上野にあった養玉院が1926年(大正15年)に移転合併した天台宗の寺院で、昭和17年(1942年) に宗教法人法の制定により、公称名を「養玉院」とした。
如来寺は寛永13年(1636年)に木食但唱(もくじきたんしょう)が芝高輪に創建したお寺で、但唱によって造立された3メートル超の五智如来は高輪の大仏と呼ばれ、江戸有数の名作として評判となりました。薬師如来を除いて火災で焼失し、他の四体は延享3年(1746年)頃の再興です。現在は大井の大仏として親しまれています。
五体如来像
大井町から歩いて10分ほどで山門の前へ。
山門の横に参道?品川駅から一駅の都会のど真ん中なのに静かな空間の参道を進みます。

参道から釣鐘が眺めながら。

参道脇には布袋尊などの石仏。

登りきると、「五智如来 帰命山」の寺標 。

右手に明王堂、左手に本堂、大雄寶殿。


奥に瑞應殿。

瑞應殿の右手側に入口があります。

手前から右端に東方世界の薬師如来、中央の大日如来の右隣が南方世界の宝勝如来、西方世界の阿弥陀如来、北方世界の釈迦如来が並んでいます。

一体一体、表情や手の形(印相)が異なるため、ゆっくりと時間をかけて拝むのがおすすめです。


阿弥陀堂前の広場は展望が良く休憩できます。

アクセス情報
最寄り駅
・都営浅草線:馬込駅A2出口より徒歩約10分
・JR横須賀線:西大井駅より徒歩約12分
拝観時間:9:00〜16:00

まとめ
品川の住宅街に突如として現れる「大井の大仏」こと五智如来像。その荘厳な佇まいは、日々の忙しさを忘れさせ、心をすっと穏やかにしてくれます。
都内で仏像巡りや御朱印集めをしている方は、ぜひ一度、如来寺の圧倒的なパワーを肌で感じてみてはいかがでしょうか?
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